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2010年 06月 28日
ここまで差が出てしまうとは。
ドイツ 4-1 イングランド 内容は競ってたけど結果は…って言うんじゃないよな。この4-1というスコアは、今のドイツとイングランドの明確な差だったと言える。それだけドイツの勢いはあるし、逆にイングランドはGL同様いまいちなパフォーマンスだった。 決定的な差だったのは中盤か。守備においても攻撃においても。 前線でクローゼが攻撃を遅らせてからシュバイニーとケディラが的確に相手を潰しにいく。一方でイングランドも同じようにデフォーとルーニーが前線から巣日を仕掛けるんだが、その後ろのランパードとバリー、そしてジェラードが守備面で機能しない。攻撃においてもドイツはエジルとポドルスキを起点として、後ろからも積極的にバランス良く攻撃に絡んでくるのに対して、イングランドは良い展開をしてても中央に人が居なかったりとか、人が入ったところでバランスが悪くなってたりとか。ぶっちゃけ最終ラインと最前線はイングランドの方が優れてるはずなのに、これだけの差が出たのは中盤だろう。 結局、カペッロは代表では結果出せず。でも、確かこのまま続行なんだよな…やっぱここ数年のイングランドの最大のガンは「伝統的な4-4-2」と「ジェラードとランパードのコンビ」だったな。クラブに置いて、ジェラードの後ろにはマスチェラーノ(その前はハマン)が居て、ランパードの後ろにはエッシェンやミケル(その前はマケレレ)が居て。ただし代表になるとその存在が居ないのが最大のミスだよな…ジェラードもランパードもイングランドのサッカー史上に残るほどのプレイヤー。その二人が同じ時代に存在してしまったことがイングランド最大の苦難か… 一方でドイツは若い選手が本当に面白い。エジル、ミュラー、ケディラ、ボアデング、バートシュトゥバー、ノイアー…そしてその若手を支えるのが、派手さは無くなったけど確実な動きの出来るようになったラーム、ポドルスキ、シュバイニー。そして最前線にベテランでありながら献身的なクローゼ。今、もの凄く良い感じでチームがまとまってる気がする。大会前から「なんだかんだで強い」とは思ってたが、ここまで強いとは思わなかった。 ランパードのゴールがミスジャッジされたのは残念だったけど、あれが入ってたところで結果は変わらなかったろうな。それくらいの内容だった。
by hare-blog
| 2010-06-28 10:21
| ワールドカップ2010
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