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2011年 04月 11日
締まらない終わり方だったけど、とりあえず。
フィオレンティーナ 1-2 ミラン 前半はトップにパト、その後ろにズラタンという感じで、これが非常に良かった。もともとゴール前で得点をする事が得意なパトと、スペースを作ったり人を使ったりする事のできるズラタン。この関係が良いのは当然だとは思うけど。しかも後半は関係を逆にしたら悪くなっちゃったしな。あとはもうちょっと良くなってくれば、無駄な譲り合いをしなくなるだろうし。 ただ、守備面での課題はちょっと多めかな。まずサイドからクロスとかシュートとか簡単に上げさせすぎかなってのがある。止めるまではいかなくても、もうちょっとちゃんとコース切ってかないとイカンかなってのがある。あとは前線か。パトとボアテングに守備の意識が出てきたのは良いけど、ズラタンはちょっとサボリ気味かなってのがある。あれがもうちょっと改善できればってのがある。 ところでピルロ復帰間近だが、今の中盤はバランス良いよな。守備はしっかりできてるし、ファン・ボメルが単純にボールを裁いてくれるおかげで攻撃面への展開もスムーズになってる。あとファン・ボメルが底で散らしてくれると、セードルフが良いところでボールを受けられて、そこから前の3人に展開できるし。攻守の切り替えが非常にスムーズである。 ところでこのファン・ボメルの働きっぷり。ミランがずっと悩み続けている「ピルロ後継者探し」の非常に大きなヒントになると思う。ピルロほどのレジスタを探すのは非常に難しいと思うんだが、ファン・ボメルのような守備メインから簡単にボールを散らせる選手が居ればって感じだよな。メルケルもボール離れは良さそうだが、彼にはセードルフの位置をやって欲しいし。ぜひ夏の補強のポイントにして欲しい。 とりあえずヴィオラ相手に勝てたのは大きいな。残す大きな山はローマとウディネーゼか。だいぶスクデットが見えてきたけど、まだナポリが怖いな…いっそ直接対決があった方が楽なんだが。
by hare-blog
| 2011-04-11 20:44
| スポーツ
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