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2006年 06月 06日
引き続きグループG。
グループG フランス (3大会連続12回目) スイス (3大会ぶり8回目) 韓国 (6大会連続7回目) トーゴ (初出場) まぁこのグループも無難にフランス本命で。波乱は、予想できないから波乱なのです(笑)。残るはトーゴも気になるのだが、個人的に注目選手が多いスイス。ただ、韓国を含めた3国の争いは激しくなるかも。 フランス。何となく不安も無くはないが、アルゼンチン同様、前回の屈辱は晴らさない訳にはいかんでしょ。代表復帰したジダン等ベテランの活躍がポイントになりそうだが、やはりキーマンはアンリかと。この1年くらいで頼もしさを増した感じがあるので、今大会は期待したい。 布陣は恐らく4-2-3-1。場面によってはトレゼゲやシセを入れての2トップもあるでしょうけど、基本はアンリの1トップかな。その下にジダンを中心とした攻撃的MF、そしてマケレレとヴィエラの最強ボランチコンビ。相変わらずジダンの代わり務められる先週は居ないが、それでもFWのタレントも多いし、MFもドラソーなどマルチなプレイヤーが控えている為、さまざまな布陣が作れると思う。前回と同じミスは犯さないでしょう。 守備も8年前と比べれば見劣りはするものの、それでも十分なメンバーはそろってる。テュラムも最近は調子を取り戻したし、サニョルやギャラスのクラブでの評価は高い。サイドの選手層がやや薄い気がするが、十分に安定した守備を見せてくれると思う。 スイス。派手な事ではないが、きちんと守り、きちんと攻める。組織力を中心としてここ数年、徐々に強くなってきてる印象が強い。それだけに格上の相手とやると強引に押し込まれて苦しむ感じは否めなかったが、最近は個々のタレントとしての力も付いてきてる印象。 特にセンデロス、ベーラミ、バルネッタと言った若い世代のクラブでの活躍が頼もしい(それだけにフォンランテンが怪我で離脱したのは非常に残念ですが)。そこにミュラー、フォーゲル、フレイといった実績のある選手も居るし、十分の前評判以上の活躍を見せる要素はあると思う。 トーゴ。どうしても戦力的に見劣りはしてしまう。ただ、予選のデータを見てみると、前半の立ち上がりの悪さが目に付くが、逆にそこを乗り切ってしまえば後半の強さを見せられるかもしれない。鍵を握るのは、やはり国民的英雄アデバヨールかと。 韓国。前回ベスト4ながら、その後はやや低迷。ただ、アドフォカート監督就任以来、ようやっとまとまってきた感じはある。パク・チソンを筆頭に前大会経験者は多く残ってるが、パク・チュヨン等若手が伸びてきた印象も強い。前回は勢いで勝ち進んだ印象が強かったが、今回は実力で良いところまで行く可能性は高いかも。 個人的注目選手たち 『フランス』 【ジネディーヌ・ジダン】 MF/33歳/レアル・マドリード 今大会を最後に引退を表明しているサッカー史に残る天才。全てのタイトルを取ってはいるものの、やはり前大会の屈辱は忘れられないよね。あのままでは終われないってのが、やはり今回の代表復帰の要因の一つかもしれない。華々しい最後を飾って欲しい。 【ティエリ・アンリ】 FW/28歳/アーセナル クラブでは凄いものの代表ではイマイチ、トレゼゲとの共存も出来ない。そう評価されてはいたが、今シーズンのアンリは違うような気がします。アーセナルでキャプテンを務めるようになり、若い選手を引っ張ってくようになった事で、大きく成長して頼もしくなった印象が強い。本当の意味でのワールドクラスのストライカーになったと思う。 【ウィリー・サニョル】 DF/29歳/バイエルン・ミュンヘン 前々から良い選手とは評価されてたが、ここにきてグッと評価を高めた印象が強い。ブンデスNo.1SBと評され、攻守に渡って質の高いプレーを見せる。右SHヴィルトールがかなりゴールに近い位置で仕事をすると思う為、その後ろに居るサニョルのポジショニングは鍵を握るかも。 『スイス』 【フィリップ・センデロス】 DF/21歳/アーセナル 【トランキッロ・バルネッタ】 MF/21歳/レバークーゼン 【ヴァロン・ベーラミ】 MF/21歳/ラツィオ 各クラブでこの1年で非常に評価を高め、いずれもレギュラーとして活躍している。特にセンデロスはアーセナルの不動のCBとして、チャンピオンズリーグで活躍したのは大きな経験になってるだろうし、非常に期待が持てる。ただ、やはりEURO2004でゴールを決めた同世代のFWフォンランテンが怪我で離脱したのは残念。 『トーゴ』 【シェイ・エマヌエル・アデバヨール】 FW/22歳/アーセナル 若くして不動のエースであり、国民的アイドルでもある。唯一ワールドクラスと評価されている選手だけに、やはりこの選手にかかる期待は大きい。1月にアーセナルに移籍してアンリの相方を務め、その評価も上々。楽しみな選手。 『韓国』 【パク・チソン】 MF/25歳/マンチェスター・ユナイテッド パク・チュヨンを筆頭に若い世代はやはり注目したいが、それでもパク・チソンは注目せざるを得ない。元々素晴らしい選手ではあったが、この4年間で大きく飛躍。今では間違いなくマンUでの大きな武器として活躍してる。恐らく選手個々の能力としては、今現在、アジアの頂点に居るといっても言い過ぎではない選手。今大会、代表としての大舞台でどれだけの活躍を見せるかが楽しみ(前大会も出てはいますが)。
by hare-blog
| 2006-06-06 14:14
| スポーツ
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