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2010年 02月 25日
なんか、勝ててしまったって感じだな。
フィオレンティーナ 1-2 ミラン 試合全体を通して完全にフィオレンティーナのペースだった。得点は見事だったし、守備はほぼ完璧にガウショもパトも押さえ込んでたし。だけど、逃げ切れるだけのパターンが無かったかなって感じだな。ミラン的にはそこで救われたが。 フィオのプランは単純だった。攻撃はまずジラを見て早い攻撃を仕掛ける。守備はミランに余裕を持たせない、そしてパトとガウショには前を向かせない。それだけでこの日のミランは完全に沈黙してたしな。最近のミラン攻撃陣に対して最も適切な守備のやり方って感じもする。ぶっちゃけミラン的にはユナイテッドとかインテルより、こういった徹底された感じでやられる方がきつい。 ただ、残念なことにフィオには逃げ切れるだけのパワーは無かったね。ジラとヨヴェティッチが抜けてもけっこう攻撃の形は作れてたけど、守備は逆にバタバタし始めた。ザネッティを入れて中盤を固めたはずだったのが、序盤は中央でウロチョロしてたガウショが終盤はサイドに戻っちゃったし(単に運動量が減っただけなんだが)、それで中央は守れても両サイドで苦しんでた。よく相手のサイド攻撃を封じるために攻撃的なサイドアタッカーを入れたりするけど、プランデッリは完全に守備的な選手を投入したので、それが災いしたのかも。 ミランとしては、それが完全に助けになったけど。結局、相手の守備陣のクリアミスからの2得点だったし。あと、フンテラールの投入もこの試合では成功だったな。ボリとフンテラールの違いが1点目のガウショのリターンを生み出した感じもするし、2点目はフンテラールとボリが中央に居たからこそパトがフリーになったし。 ただ前節と同じで、勝ったからといって内容が良かったとはこれっぽっちも思えないけどな。ガウショも得点には絡んでるけど、得点シーン以外はサッパリだったし。得点に絡むのは凄いことなのかもしれないけど、それ以外はサッパリってのがもし許されてしまうなら、やっぱりインテルには追いつけ無い気がする。ユナイテッドにも勝て無い気がする。
by hare-blog
| 2010-02-25 23:43
| スポーツ
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