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2010年 04月 29日
極上の試合。
バルセロナ 1-0(合計2-3) インテル シュート数15:1、パスコンプリート555:67、パス成功率89%:42%、支配率76:24、ファール数20:15。徹底した守備を貫いたインテル、そしてそれを真正面から自分たちのスタイルで崩しにかかったバルサ。パスコンプリート数が10倍、パス成功率は89%ってのが完全にバルサペースにも感じるが、それでもシュート15(枠内4)にファール20ってのはバルサらしくない数字だと思う。インテルは終始守ってる印象はあれど、バルサは思ったほどボール繋げられなくてファールやミスで流れとめてたしな。 インテルのコンセプトは明確。1点取ることは考えずにとりあえず守ること。守ってからミリートへ放り込んで、あとは前線の4人でなんとかするというだけのシンプルなスタイル。モッタ退場後はミリート下げたので攻撃らしい攻撃はほとんど無かったけど、それでも最後まで集中して守りきったのは凄いわな。もともと完封できるとは思ってなかったんだろうし、1点取られても何もあわててなかったし。 結局、バルサのチャンスらしいチャンスは片手で数えられるほど。メッシも1st同様、見せ場も少なく。バルサに後ろに戻す以外の選択肢を与えてない感じだったな。ボールを奪取するのは最後、囲い込んでから。それまではとにかくコースを潰す事を優先した徹底的な組織的守備は見事。キヴが中盤に下がった当初と、途中から入ったムンタリに隙があったが、最終ラインとカンビアッソの寄せの速さがハンパねぇ。 一方でバルサも終始スタイルは一貫。終盤にピケが前線まで上がりこそすれど、パワープレーには入らずに最後まで自分たちのスタイルを通したのはさすがだな。左にG.ミリートを入れたのは1stでやられたマイコン対策だったんだろう。 ズラタンは結局バルサには合わなかったかなぁって感じだな。アンリは2年目に合わせてきたけど、ズラタンはどうなるか。ズラタンには、負担は多いけど自分に当てる事をベースにしたスタイルが合ってるんだろうな。サッカーって難しいもんだ。 しかしなぁ…こういうサッカーをやられてしまうと、好きになってしまうじゃないか(笑)。とりあえずインテルじゃなくてモウリーニョが好きなんだと言っておく(笑)。
by hare-blog
| 2010-04-29 12:54
| スポーツ
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