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2004年 12月 14日
さて、昨日のトヨタカップを振り返りまして。
サッカーを好きになってから、ずっと当たり前のようにあった年末のトヨタカップもついに最後となってしまいました。実際に見に行ったのは去年に続いて2度目。もっと行っておくんだったなぁ… 会場に着くと、入り口前に24回大会までの歴史を振り返るようなちょっとしたパネルが飾ってあって、なかなか面白いことをしてくれると思いました。他にも試合前後でいろいろ映像を流したり、いろいろと最後ならではの演出があってステキだった。パンフにもこれまでの歴史が載ってたりするのも嬉しかったりする。 座席はバックスタンドの2階6列とわりと良い位置で見れたと思ってます。で、時間になると花火などで演出しながら選手入場。スタジアム内の風の舞い方が絶妙で、ちょっと花火の煙が綺麗だったので1枚。 そして選手が散って試合開始。スタジアムで見てると、TVで見てる印象と違って静かにキックオフするのがちょっと面白かったりもします。内容としては両方とも守備のチームだけに前半は様子見、勝負は後半からと言う感じでしたね。 ポルトの方は前半にやや守備が乱れてたんですが、後半になると修正。攻撃に関しても前半は打開策が見当たらなかったのに対し、後半はロングフィードを使っての策に変えたのが良い感じに見えました。もうちょっとサイドから攻めたかった印象もあり。あと、最後は考えすぎてなかなか攻められなくなっちゃってましたね。 一方のオンセ・カルダスは南米としては珍しく4-4-1-1の布陣でガッチリ守ってきましたね。守りから一気にカウンターをしかける感じではなくて、きっちり守ってからきっちり攻めてた印象。ただ、前評判ほどの攻撃の展開力が見られなくて、終始攻めあぐねてた感じ。攻撃的な中盤に1枚良い選手がいれば…って感じも。 最後は完全にPK狙いのオンセ・カルダスと、出来ればPKは避けたいポルトという感じで。PKに入った時点でオンセ・カルダスの勝ちかと思ったんですがね…やっぱPKってのは解らない。いや、それよりPK戦の質の高さと言ったら。久々に面白いPK戦を見た気がします。 世間的な評価はどうか知りませんけど、私的には非常に面白い試合でした。両チームとも攻撃にやや精彩を欠いた感じもありますけど、非常にハイレベルでの実力拮抗、あっという間の120分でした。 これでトヨタカップも終わりなんですね。シミジミしてしまいます。そんな訳で、清掃員に追い出されるギリギリまでスタジアムに居たりしました(笑)。日本で海外クラブの真剣勝負の見れる貴重な機会と、そして何よりステキな思い出。ありがとうございました。
by hare-blog
| 2004-12-14 00:22
| スポーツ
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