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2005年 09月 18日
引き続き、欧州サッカーの個人的な展望。今日はイタリア、セリエA。
まずは気になった移籍一覧。私は知識がセリエに偏ってるので、どうしても気になる選手も多いので、長いのはカンベン(笑 ○ユヴェントス クリスティアン・アッビアーティ (ミラン) パトリック・ビエイラ (アーセナル) ロベルト・コバチ (バイエルン・ミュンヘン) ジュリアーノ・ジャンニケッダ (ラツィオ) ジョルジョ・キエッリーニ (フィオレンティーナ) ○ミラン アルベルト・ジラルディーノ (パルマ) クリスティアン・ヴィエリ (インテル) ヨハン・フォーゲル (PSV) マレク・ヤンクロフスキ (ウディネーゼ) ○インテル ワルテル・サムエル (レアル・マドリード) ルイス・フィーゴ (レアル・マドリード) サンティアゴ・ソラーリ (レアル・マドリード) ダビド・ピサロ (ウディネーゼ) ウォメ (ブレシア) ジュリオ・セザール (キエーボ) ○ウディネーゼ マルコ・モッタ (アタランタ) クリスティアン・オボド (フィオレンティーナ) ○サンプドリア ファビオ・パッザーニ (ラツィオ) エミリアーノ・ボナッツォーリ (レッジーナ) マルコ・ボリエロ (レッジーナ) ○パレルモ アンドレア・カラッチョロ (ブレシア) ステファン・マキンワ (アタランタ) ○メッシーナ ジュゼッペ・スクッリ (ブレシア) ○ローマ サミュエル・オセイ・クフォー (バイエルン・ミュンヘン) シャバニ・ノンダ (モナコ) ○レッジーナ イバン・ペリッツォーリ (ローマ) ○シエナ レグロッターリエ (ボローニャ) トマス・ロカテッリ (ボローニャ) ○フィオレンティーナ ジュゼッペ・パンカーロ (ミラン) ステファノ・フィオーレ (バレンシア) ルカ・トーニ (パレルモ) セバスティアン・フレイ (パルマ) ○パルマ ベルナルド・コッラーディ (バレンシア) マルコ・デルベッキオ (ブレシア) 三強はそれぞれバランス良く選手を獲得した印象。それぞれヴィエラ、ジラルディーノ、フィーゴと目玉を獲得しているが、それ以外も補強したかったと思われる部分をちゃんと補強できた印象がある。中でも一番バランス良い印象があるのはユーヴェ。ミランはCBは補強しないままでしたし。インテルは安定感のあるFWとCBが補強できてない印象もある。一番の問題である最終ラインがサムエルとウォメっつーのは不安が… 三強に続くべき存在であるローマは、メクセス獲得時の問題でモメてしまったので、あまり補強できてないですよね…ただ、それでもクフォーとノンダの二人を獲得できたのは大きい。まぁローマの問題は選手層ではなくて選手間の事ですしね…昨年は3トップだけが頼りでしたが、その一角であったカッサーノも今年は(も?)問題を起こしてますし。どうなる、ローマ… ウディネーゼ、パレルモ、サンプドリアは今年も上位に割り込んできそうですね。ウディネーゼは大きな補強はなかったけど、とりあえずピサーロとヤンクロフスキの穴は埋められる選手(オボドとカンデラ)を獲得してるし、個人的に期待のモッタも楽しみな存在。パレルモはトーニは失いましたが、カラッチョロとマキンワの獲得してるので攻撃力は増してるはず。安定して強さを見せるサンプドリアも弱点であったFWにボナツォーリとボリエロが入ったのは面白いかも。 あとはフィオレンティーナですかね。昨年獲得した中田ヒデ、キエッリーニ、ミッコリ、マレスカ、オボドとほとんど居なくなっちゃいましたけど、今年はフィオーレ、パンカロ、ブロッキとベテランを獲得し、トーニとフレイという実績のある若手・中堅も獲得した。バランス的には去年より良くなりそうな印象。名門だけにやはり強い姿を見たいよね… 日本人は柳沢だけになっちゃいましたね。しかもタイプの近いスクッリが加入してきて、ますます出番が厳しい状況…頑張れ! 話を本題に移して。 本命…というのは無く、やはりユーヴェ、ミラン、インテルの三強ですかね。 王者ユーヴェは選手層にやや不安ありと言われますが、それはスタメンが凄すぎるだけで、一時的に欠ける分には十分にフォローできるメンツが揃ってると思います。最終ラインにやや不安はありますが、とりあえずR.コバチは獲得してますし、カンナヴァーロとテュラムの二人が同時に欠けない限りは大丈夫でしょう。今年も間違いなく強い。 ミランはジラルディーノが未知数な部分がありますが、それでも彼は間違いなく活躍してくれるでしょうね、楽しみです。その他も欲しかった部分を着実に補強してますし、去年以上に完成されたチームになりつつあります。問題は昨シーズン同様にスタミナ。完璧なメンバーが組めてしまってるが故に、それを崩すことを恐れて昨シーズンは息切れしちゃいました。今年はその辺り、どのように日程を消化してくかが課題でしょうね。特に最終ライン。 インテルは大型補強を行い、さらにイタリア人の影が薄くなりつつあります。ベストメンバーを組めばイタリア人はゼロですし。まぁもともとそういうクラブですから、いいんですけど。キーポイントはやはりサムエルとセザールですかね。弱点である守備をどう強化してくるか。ただ、サムエルは4バックて大丈夫か不安がありますが…相変わらずここが苦しみそうな印象も。 他ではやはり今年もサンプドリアとウディネーゼでしょうね。パレルモも今年もやってくれそうな予感はあるので楽しみ。それと今年こそのフィオレンティーナも。あと注目したいのはレッチェですかね。昨シーズンもかなり暴れましたけど、今年も同じように暴れてくれそうな予感。意外と移籍(放出)が少なかったですしね。 個人的には当然ミランです。念願のジラルディーノを獲得し、カカーもさらに良くなってる印象。ガットゥーゾの件でちょっとゴタゴタしてるのが心配ですが…でも、まぁひいき目無しで、やっぱ強いよね。楽しみだ。 あと、注目はやはりパオロ・マルディーニですね。昨シーズンまでで568試合出場ですから、あと2試合でセリエA最多出場試合数の記録(570試合)に並びます。ついにゾフの記録を抜きます。ぶっちゃけ、パリューカ(569試合)が居るので新記録樹立は不可能かと思ってたのですが、残念ながらパリューカは昇格問題に巻き込まれてセリエBに行ってしまったので、パオロが先に記録更新することになりそうです。今シーズンはゾフの記録を抜き、そして前人未到の600試合へ。これも楽しみだ。
by hare-blog
| 2005-09-18 01:48
| スポーツ
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