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2006年 02月 12日
アメリカ代表 3-2 日本代表
前半から後半の序盤に関しては最悪でしたね。手も足も出ないと言うのは、まさにこういう事を言うのじゃないだろうか?失点しても、あーやっぱりねぇみたいな感じで見てました。終盤、持ち直した事で多少は救われたけど、それはアメリカが疲れたと見るべきか、それとも代表経験少ない選手達がアグレッシブなアピールをしたと見るべきか。 しかし凄いピッチだったなぁ。まぁ条件は相手も同じだけどさ。芝も微妙だけど、ホントに野球場のど真ん中でやってるっつーのも凄い。私が選手だったら、たぶん1回くらいライトスタンド狙ってるぞ?(笑 まず、アメリカの前線から中盤におけるプレスの良さが目に付きましたね。日本のただただ追ってくだけのプレスと違って、うまく追い込んでく感じのプレス。まぁアメリカもメンバー半分以下で、今日召集されてたメンバーは代表枠争いが必死な選手達ばかりなので、それも動きの良さの原因と言えるかもしれないですが。 あと、日本を圧倒した決定的な差はオフ・ザ・ボールの動きだと感じました。アメリカの選手は中盤でも前線でもとにかくフリーの状況を作ってた。何故あんなに日本のゴール前でフリーなのかと思うほど。3得点全てがフリーの状況を作ってましたからね。これはアメリカが優れてるのか、それとも日本がザルなのか… 日本はとにかく動きが悪い。中盤は緩慢だし、最終ラインは下がるだけ。下がってるのに、相手をマークしきれてなくて、何度もフリーの選手を作ってしまう。いつ見ても後ろからマークしてる感じで、それじゃ止めらんないっすよ。1点目はポストプレー、2点目は細かいワンツー、3点目はセットプレー。練習でやるお手本のように簡単に決められてたら、見ててもガッカリよ。 攻撃に関しても1トップ無理でしょ。久保は明らかに万全じゃなかったけど、それは問題じゃない。中盤は飛び出してかねーし、ロングフィードは適当だし。そしてロングフィードは繋がらないのに、ひたすら同じパターンでしか攻撃しない。アメリカ側としたら、こんなに楽な事は無い。後半から伸二がレジスタの位置に入った事で、やっと形が作れるようになりましたね。伸二健在、それが唯一の救いか。 得点をした巻、それから佐藤、阿部、長谷部と、この辺りは面白かったですね。まぁ正直、阿部はちと物足りなかったし、長谷部も消極的すぎる感じがあったけど、それでも彼等が入って変わったのは間違いないし。 今日感じた事。まぁ今までも課題とされてた事が特に解消されて無いかなぁって。久保に関してはあの状態でなんでスタメンなのか解らない。それ以前に、なぜ彼をそこまで特別扱いするのかが解らない…怪我ばかりで全然結果出してないのに。能力的に優れてるとは言え、ちょっとなぁ。ロナウドみたく実績を残してれば別格だが。 あとは中盤か。タレント豊富とか言われつつも、意外と淡白だなぁって。プレッシャーが強い状況でも、もっとゲームを作れる選手が欲しい。小笠原?出てたっけ(笑)?やはり期待は欧州組。
by hare-blog
| 2006-02-12 00:30
| スポーツ
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