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2006年 04月 06日
欧州CL05-06、ベスト4が出揃う。
ミラン 3-1(合計3-1) リヨン ビジャレアル 1-0(2-2) インテル ユヴェントス 0-0(0-2) アーセナル バルセロナ 2-0(2-0) ベンフィカ ミランに関しては昨日も書いたので…今日も少しだけ(笑 とりあえず3-1と勝利したものの、相変わらずセットプレーでの弱さを見せてしまった1失点。さらに試合内容では圧倒的に負けていたようで、まさに結果良ければなんとやら。 ここのところ厳しい最終ラインは、この日もスタムが早々に離脱してビリーに交代。こうなってくると、ビリー、ネスタ、カラーゼと超守備型陣形になってしまい、最終ラインからゲームを組み立てられないのが現在のミランの痛いところ。左のセルジーニョは良くやってるけど、かれはサイドアタッカーですし。 私の知っているミランは、最終ラインにはいつもバレージやパオロが居る訳で、彼等は世界最高峰のDFであるのはもちろんだが、同時に最終ラインからゲームを組み立てる事ができると言う、ミランの影のゲームメイカー的な存在。ところが現在のミランはこれが出来ないので、ピルロが潰されてしまうと後方からの組み立てが完全に死んでしまうのが苦しい。やはりパオロの完全復帰が待たれる。 そんな守備的布陣でも失点してしまうセットプレー…というか、それ以外でもだいぶリヨンの決定力不足に助けられたみたいですけど。やはり早く修正して欲しいところ。現在のメンツはビリー、ネスタ、カラーゼ、セルジーニョ。最近のパフォーマンスを見てるとシミッチとヤンクロの両SBは大舞台ではやや不安がある。で、パオロがやっと戻ってきたが、スタムは怪我の繰り返し。カフーもまだちょっと試合に出た程度で本格復帰は遠いだろう。うーん、厳しい。 そんなミランのライバル・インテルはビジャレアル相手に敗退。完全に封じ込められてしまった絶不調アドリアーノと、決してボールを失わない好調リケルメ。ここの差が大きかったようです。大舞台での美味しいとこ取りが得意なフリオ・クルスもこの日は不発。ビジャレアルは終始攻め続けた事が良かったみたいですね。 同じくミランのライバル的な存在であるユヴェントスも、1stLegでの敗戦が響いてアーセナルに敗退。ホームでの堅守は顕在だったみたいですが、やはり攻撃が…アレが間に合わなかったのは痛かったか。ズラタンもここのところ不調らしいし。こちらもこういう時に強いサラジェタが不発、そしてネドヴェドも退場…もはや、どうしようも無い。 それともアーセナルの守備は本当に完成されつつあるのか?これでCL8試合連続完封は、昨シーズンのミランを越える記録…だが、昨シーズンのミランは優勝してませんが(笑)。3年前にビッグイヤー取ったときのミランはけっこう激しい試合の繰り返しでしたから…話を戻して、そのアーセナルの若い守備陣は注目ですな。こんなにも早くこれだけの堅守を見せるとは…ただ、やはり気がかりはGK(笑 で、最後。ミランと対戦する事になったのがバルセロナ。不気味ベンフィカとの2ndLegをいつもどおりの攻撃的サッカーで打破して勝利。あまりに攻撃的過ぎて、だいぶ際どかったみたいだけど、とりあえず勝利。ミランもバルサも「とりあえず」ですが、とりあえず勝てばいいのだ(笑 しかしバルサの厳しさはミラン以上だ。シャビが大怪我したのが始まりで、マルケス、エジミウソン、シウビーニョ、さらにモッタ。なんでこうも守備陣ばかり…まぁモッタに関してはいつもの事かも知れませんが(笑)。それでも、この試合でとりあえずエジミウソンが戻ってきた。これは大きいね。あと、攻撃陣ですがメッシの怪我も痛いが、こちらはラーションが好調なのでカバーできてる。あとはジュリがもうちょっと調子戻ってくればって感じです。 ってな訳で、私の希望通り準決勝はミランvsバルサ。くー、1990年代を思い出させるカードだぜ。両方とも主力の怪我が気になりますが、とりあえず最高の舞台で最高の戦いを見せてくれるでしょう。「ミランファンなんだから、バルサみたいな強豪はできれば避けたいんじゃないの?」って言われそうだけど、私はミランが強豪とやるのが大歓迎!楽しみで楽しみでしょうがないです。 そして勝つのはミラン。うふっ(笑
by hare-blog
| 2006-04-06 12:21
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