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2006年 06月 17日
これでアルゼンチンとオランダが前評判どおり予選突破か。
オランダ 2-1 コートジボワール 決定機を逃さずに2点先制したオランダが順当に勝利を物にするかと思いきや。前回のアルゼンチン戦同様、熱い試合を見せてくれたコートジボワール。わずか2試合で今年のワールドカップが終ってしまったのは、ちと残念と思うサッカーファンは多いはず。消化試合となった3試合目でも面白い試合が見たいな。 オランダは序盤からコートジボワールの積極的な攻撃に苦しんだものの、守備を崩さないようにしっかりと守ってた。そしてチャンスで確実に2点。途中までは順調だったのですがね…まぁそれだけコートジボワールの気迫が凄かったという事か。ただ、オランダは全体的に崩れないですねぇ。失点のシーンはやや隙を作ってしまったが、あれは相手のシュートが凄かったってのもある。それから特に中盤はバランスが良い。運動量が落ちても、常に隙間を作らないような動きをしてる。それが逃げ切れた要因か。 コートジボワールは気持ちの強いサッカーをしてくるチームでしたね。今日は特に序盤から常に積極的に攻める事を続けてたし、守備は2失点をしたものの、最後まで集中して喰らいついてた。攻撃もフィールドをいっぱいに使った幅の広い展開を数多く見られたんですがね。どうしてもちょっと時間がかかりすぎてしまう場面が多かったのが惜しい。特に序盤はもうちょっと無茶してでも強引に行っても良かったんじゃないだろうか。最後はもうドログバ頼りになってしまいましたが、それもまたエースに対する信頼というべきか。 オランダは攻撃のパターンは出来るものの、やや決定力が欠ける印象。まぁニステルローイが調子を上げてくれば問題は無いでしょうけど。あとはもうちっと後ろから飛び込んでくる選手が居ればなぁ…ホントならコクーが飛び込んでくるのが一番良いと思うのですが、コクーが前線にきちゃうと中盤の守備が空いてしまうので無理か。決勝トーナメントに向けて、もうちっと調子を上げて欲しい。 しかしガーナとかコートジボワールを見てると、アフリカのサッカーってずいぶん変わってきましたね。個人技まかせの強引さってのも面白かったが、そこに組織力が加わってきた印象。今回出場できなかったナイジェリアやカメルーンも黙っちゃいないだろうし、ますますアフリカ勢は楽しみになってきたぞ。
by hare-blog
| 2006-06-17 03:09
| ワールドカップ2006
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