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2006年 07月 26日
原作はけっこ好きだし、アニメもだいたいは見たりしてる「ハチミツとクローバー」。その実写版を見てきました。漫画原作の実写化は散々痛い目にあってるのに、それでも見に行きます(笑)。あまり過度の期待はしないように…と思いつつも、TVCMがけっこう良い感じなのでちょっと期待して見に行ってしまいました…
雰囲気とか役者さんとかけっこう良い感じ。実写化絶対無理と思われた作品をよくここまで良い感じに作り上げたと思う。それだけに、たった2時間にまとめてしまった事が非常にもったいない。2時間にする事でストーリーを大幅に変更し、いろいろな設定とかまったく説明無く、さらにキャラも少し変わってる。2時間でまとめるにはこうするしかなかったんだろうけど…残念すぎる、もったいない。 ストーリー変更とかはまぁしょうがないのかもしれないけど、説明がほとんど無いのはどーなんだ?理香さんと花本センセの説明は全く無いし、おかげで真山はちょっとキショい単なるストーカー(笑)。そして真山を好きなあゆみも微妙な役に…全てが一方通行の強烈な片想いがこの作品の舞台なのに、その想いが竹本、はぐ、森田さん以外は少し希薄になってしまってて残念。 あと、エンディングな。原作(最新刊)では海に行けなかった事とか、写真が無い事とか、就職とかでバラバラになってしまう事の不安とか、そういうところに話が展開してってるのに、映画は全部クリアーって…別の意味でちょっと切ないよ。 うーん、悪くは無かったんだけどなぁ…まぁこれで良しと言っておかないと、評価厳しすぎるのかな(笑)。でも、このメンバーでTVドラマ全12話ってのを作ってみて欲しい気もする。
by hare-blog
| 2006-07-26 00:55
| 映画・TV
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