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2008年 06月 28日
ロシアの作戦が全く噛み合わなかったな。
ロシア 0-3 スペイン 前半のスペインは良くなかったな。攻撃はしてたけど、パスの本数が少なすぎる。素直な攻撃が多くて、あまり脅威は無かったしな。イタリア戦よりは全然良かったけど。ロシアとしては、守備を意識しすぎてもったいなかったなって感じもする。いつもの通りのロシアだったら…って思ったしな。 後半になると一転。細かいパスを回すようになったのが、スペインの得点を生んだと思う。ビジャとかトーレスが抜けた事でスタイルはちょっと変わったけど、それはあんま関係無いかな。プジョールとマルチナのCBコンビが良いのと、その前に居るセナがやっぱり良い。これがスペインの弱点である守備を補ってるしな。そうなってくるとシャビが思い切って前まで上がれて、パスがより回せるようになる。それがスペインらしさになった感じか。 ロシアとしては、なぜ前半にあのスタイルをとってしまったのか。今までも確かにアルシャビンとパブリチェンコの二人で攻撃してる感じはあったけど、後ろからの押し上げがあった。それがこの試合の前半はセムショフを加えた3人が前線に張り付いてしまったおかげで、完全に3人が孤立。しかもバラバラに。確かにスペインの両サイドは攻撃的だから付け込む隙はあるとは思うんだけど、あれじゃちょっとな。 後半になってからいつものロシアのスタイルになったが、そこを見事にロシアに打ち砕かれてしまった感じも。これが前半だったらあまり気にすることも無かったとは思うんだが、後半の立ち上がりだったしな。2点目以降は無理して攻撃したリスクだと思うので、しょうがないとして。結局、良い形で攻撃できた時間が少なすぎた。ちょっと惜しい。 スペインもスタイルを崩したが、ロシアもスタイルを崩した。両チームとも後半から元に戻したのが、結局は地力の優るスペインが勝利したって感じか。トルコ同様に旋風を巻き起こしてきたロシア、最後までスタイルを変えずに行って欲しかったな。
by hare-blog
| 2008-06-28 11:24
| EURO2008
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