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2008年 07月 26日
6月はサッカー見るので忙しくて、その後はずっと後処理(録画して溜まってたドラマとかを見る)が忙しくて、ずっと引き篭もってた(笑)のですが、ようやっと余裕が出来たので、DVD見たり外出したりしてます。そんな訳で、久々に劇場まで行って「崖の上のポニョ」。
何も考えずに見れば面白いと思います。けど、正直ハンパな印象が強い。子供にしてみれば意味が解らない部分があるだろうし、大人にしてみれば全てが中途半端で淡白な感じが強い。「トトロ」のように問答無用で楽しめる感じでもなければ、「ナウシカ」や「ラピュタ」のように子供と大人がそれぞれ楽しめる感じでもない。その辺り、非常に残念。 絵はね、たぶんわざとあぁいった感じに描いてるんだろうなという感じはする。好き嫌いはあるだろうけど、まぁいいとして。やっぱ肝心なのはストーリーだよな。ポニョとか母親とかが何者なのか、そんな説明は要らないからいいんだけど。あと、結末もな。街一つ水没しといて、あんな淡白でいいのかって気もするが、そこは逆に大事にしてしまうと、話が変わってきちゃうしな。その辺りは妥協できるんだが… 序盤があまりにも淡白過ぎないかって感じがした。ポニョが逃げ出してから、宗介と出会って、そして分かれるまで。なんか見てて「あれ?もう?」って感じがした。まぁガキンチョにとって出会いの大切さは時間の長さではないんだろうけど、映画的には淡白すぎる感じがした。 …と、まぁここまでにするけど。面白いけど、妥協すべき点が多すぎる感じがして、ちょっとそこが残念かな。もうちょっとちゃんと作りこめばジブリを代表する作品になりそうな雰囲気があるのに、主人公二人にばかり視点が集中しすぎている感じが残念でした。
by hare-blog
| 2008-07-26 21:45
| 映画・TV
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